日本人中共党員著の『中国共産党史』が初公開

日本人中共党員著の『中国共産党史』が初公開。 中国共産党建党89周年を記念して、武漢の収集家・姜小平さんが大切に保管する日本語の『中国共産党史』がこのほど公開された。同書は、中国の現代革命史において知る人ぞ知る共産主義運動の諜報員、日本人中国共産党員の中西功が1946年に日本で執筆出版した初の中国共産党史である…

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発信時間: 2010-07-01 11:40:27 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

姜小平さんの収蔵する『中国共産党史』は32折り判、表紙の中央に「中国共産党史」と大きく印刷されており、右側に著者の名前「中西功」がある。左下隅には「北斗書院版」とあり、昭和21年9月20日に日本で出版されたものである。扉には五角星帽をかぶった平服姿の毛沢東同志の半身像が印刷されている。4巻31章に分かれ、中国共産党の誕生から中国工農紅軍の長征が陝北に到達して勝利するまで、内容は詳細で確かである。

姜小平さんは、犠牲となった敵の後方の多くの工作員はいまでも一般の人々にはあまり知られていないが、彼らも中国共産党の優秀な一員であり、中国共産党の比類なき貴重な財産であると語る。「七一」(中国共産党設立記念日)にあたり、この本を公開することで中国共産党と中国のために重要な貢献をした中西功に深い敬意を払いたいとしている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年7月1日

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