資料写真:米空母
韓国メディアの報道によると、馬暁天副参謀総長は同日、ゲーツ米国防長官の訪中を歓迎する意向を示した。先月、ゲーツ長官の訪中を断った中国は、わずか1カ月の間で姿勢を変えた。それにはいったいどのような原因が潜んでいるのか、人々の好奇心を呼んでいる。
米国が台湾に60億ドルの武器を売却した直後の7月1日、中国は両国軍側のハイレベルの相互訪問を含むすべての軍事交流を停止する姿勢をはっきり示した。しかし、5月24日から25日までに北京で開催された第2回中米戦略経済対話で、両国は再び軍側のハイレベル交流を推し進めることで合意に達した。これに対し、2日付の香港紙『南華朝報』は、「中国の態度は絶えず変わっている。これは米国防部がどのように両国関係に対応するかで決まるだろう」と分析している。
同紙はさらに、「米韓合同軍事演習は、中米関係に不確定要素をもたらすに違いない。軍事演習に空母を参加させるという米国防部の計画は、間違いなく両国関係をより複雑化させる」と報じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年7月5日