米露が第3国で「スパイの交換」

米露が第3国で「スパイの交換」。 米露両国の間で、逮捕したスパイを交換する動きが浮上している。米司法当局が先月、ロシア人10人をスパイ容疑で逮捕した事件で、「スパイ」容疑の容疑者10人はいずれも容疑を認めており、国外追放となる見通しだ…

タグ: 米露 第3国 スパイ 交換

発信時間: 2010-07-09 15:50:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

この科学者の名前はイーゴリ。1999年にある英国企業に対してロシアの原子力潜水艦とミサイルに関する情報を提供したとして逮捕された。ロシア側の調査員によると、この英国企業は米国CIAのヨーロッパにおける隠れ蓑だという。同科学者は2004年に懲役14年の判決を受けていた。もっとも彼は、自分が相手側に提供したのはいずれもインターネットで探した公開の情報だと述べていた。

米国とロシアは今回のスパイ事件をスパイの交換という方法で解決しようとしている。情報筋によると、米国に逮捕された10人のスパイもじきに自由の身になるという。米国が2週間前に「ロシアスパイ事件」を明らかにして以来、双方は一貫してひそかに接触し交渉を続けてきた。もっとも、米国とロシアの政府高官はいずれもこの件についてコメントを発表するのは拒否していた。

イーゴリ氏の他に、ロシアの将校と他の9人の「西側スパイ」も今回の交換のリストに入っている。この将校はイギリスのスパイとして2006年に懲役13年の判決を受けた。逮捕された「ロシアのスパイ」10人は現在、ニューヨークの収監所で裁判を待っている。彼らの弁護士によると、これら容疑者の事件は早ければ9日午後に「重要な転換が見られる」だろうとしている。

「1対1での交換」方式で今回のスパイ問題を解決することは、米国とロシアの双方にとって良策だと分析する意見もある。

「人民網日本語版」2010年7月9日

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