ロシア陸軍のポストニコフ総司令官が17日、ラジオ局「モスクワのこだま」(Echo of Moscow)のインタビューを受けた際、戦術ミサイルシステム「イスカンデル」はこの日、ロシア北西部のレニングラ-ド軍管区に初めて配備されたと明らかにした。
ポストニコフ総司令官はまた、当該ミサイルシステムはまず、北西部の国境地帯に配備され、空輸により、いかなる脅威に晒される地区にも運搬できることがこのシステムの強みだと述べた。
「イスカンデル」ミサイルシステムはロシア軍の最新型戦術ミサイルシステムで、射程が500キロに達している。
ポストニコフ総司令官はこれに先立ち、ロシアの軍備力発展計画によれば、すべてのミサイル旅団にもこのシステムを装備すると発表した。
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年7月18日