韓国通信社「聯合ニュース」は18日、韓国のある外交関係者がこの日、「21日に行われる韓米外交・国防長官会談(2+2会談)後に発表される文書では、両国は海域の名称による紛争を回避し、比較的中立した呼び方で『東海』を示す」と話したと伝えた。
報道によるとこの関係者は、「2+2会談」後に発表される共同声明には、「東海」(中国では「日本海」)と「西海」(中国では「黄海」)で行われる韓米合同軍事演習の計画も含まれており、韓米はこの両海域を「半島の東側と西側」と呼ぶ計画だという。
さらに、米国防総省のモレル報道官は14日、韓米合同軍事演習について発言した際、何度も「東海」を「日本海』と言い、韓国人が驚愕したと報道した。
国際社会で比較的、通用している呼び名は「日本海」だが、韓国の人たちは、日本が1910年から1945年まで半島を植民地統治していた時期に使っていた「日本海」という呼び方は、実際には公平ではないと考えている。報道によると、韓国の政界関係者はすでに米国のヒラリー・クリントン国務長官とゲーツ国防長官に書簡を送り、韓国のこの立場を説明しているという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年7月19日