賈慶林・全国政協主席(中共中央政治局常務委員)は19日、世界宋慶齢基金主席シンポジウムの代表と面会し、「孫中山(孫文)先生、宋慶齢先生の偉大な思想と精神をより良く継承、発揚し、中華民族の偉大な復興の実現、世界の永続的平和と共同繁栄の促進に力を捧げなければならない」と強調した。
賈主席は「来年は辛亥革命100周年にあたる。辛亥革命100周年を前に今回のシンポジウムを開催したことは、孫中山先生の唱道された偉大な事業を記念するうえで、なおさらに特別な意義を持つ。シンポジウムは調和世界の構築に着眼し、構想は高遠、内容は豊かで、良いテーマを掲げている。孫中山先生と宋慶齢先生は全世界の認める偉人であり、革命の夫妻だ。その思想と精神を深く研究することは、中華民族の偉大な復興の実現、世界の永続的平和と共同繁栄の推進に、重大かつ深遠な影響を持つ」と述べた。
賈主席はまた「孫中山先生は終生、『天下をもって公と為す』『世界大同』を唱道された。中国に大同社会を建設して、公正・平等という社会目標を達成し、さらに全人類の大同を実現することを希望された。われわれは今日、社会調和の促進、世界の永続的平和と共同繁栄の推進を打ち出している。これは中国人民がたゆまず追い求めているものであり、孫中山先生の社会思想の継承だ」と指摘した。
「人民網日本語版」2010年7月20日