ロシア外務省のネステレンコ報道官は27日、「米国と欧州連合(EU)によるイランへの一方的な圧力は、イラン核問題をめぐる6カ国と国連安全保障理事会の共同作業の原則を軽視するものだ」と指摘。「国連安保理の既存の制裁枠組み外の、イランを対象とした一方的または集団的な制裁措置は受け入れられないと、ロシア側は何度も表明してきた」と述べた。
別の報道によると、ロシア国営原子力企業ロスアトムのキリエンコ総裁は、ロシアがイランで建設しているブシェール原子力発電所の稼働第1段階の準備作業が8月末までに完了すると発表した。
「人民網日本語版」2010年7月28日