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7月28日、韓国と米国は日本海での4日間の合同軍事演習を終えた。 |
米国と韓国は16-26日、韓国東部海域(日本海)と同西部海域(黄海)で合同軍事演習を実施する。前回の演習からまだ1カ月も経っていない。中国新聞社が伝えた。
■例年を上回る規模
今回の合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」には米軍約3万人、韓国軍5万6000人が参加する。米軍の報道官は、米本土の兵士もインターネットを通じて演習に参加すると表明した。韓米合同司令部は11月11日にソウルで開かれるG20サミットに向けた対テロ演習も実施する。
米韓両国は1975年から合同軍事演習「乙支フォーカスレンズ」を毎年実施してきた。主導権の韓国軍への移行に伴い2009年から「乙支フリーダムガーディアン」に改称した。
今回は、例年を上回る規模になると演習開始前から両軍が発表している点が注目される。これまで米側は米本土と駐韓米軍から1万人余りが参加していたが、今回は3万人が参加する。
■朝鮮「最も厳しい軍事対抗措置」
朝鮮人民軍総参謀部報道官は15日に平壌で談話を発表。韓米合同軍事演習に対して「最も厳しい軍事対抗措置を講じる」と述べた。
朝鮮中央通信によると同報道官は「韓米が近く実施する合同軍事演習は、その規模、内容、性質のいずれにおいても、われわれを標的にした『全面戦争演習』『核戦争演習』だ」と述べた。
「人民網日本語版」2010年8月16日
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7月の米韓日本海演習には米空母ジョージ・ワシントンが参加した。 |