「21世紀フォーラム」2010年会議が北京で開幕

「21世紀フォーラム」2010年会議が北京で開幕。 全国政協主催の「21世紀フォーラム」2010年会議が7日午前、北京で開幕した。開幕式では胡錦濤国家主席が書簡で祝辞を寄せたほか、会議組織委員会名誉主席を務める賈慶林・全国政協主席がスピーチに立った…

タグ: 21世紀 フォーラム 北京 開幕

発信時間: 2010-09-08 15:03:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

全国政協主催の「21世紀フォーラム」2010年会議が7日午前、北京で開幕した。開幕式では胡錦濤国家主席が書簡で祝辞を寄せたほか、会議組織委員会名誉主席を務める賈慶林・全国政協主席がスピーチに立った。

胡主席は祝辞で「協力共栄は世界各国人民の共通の願いであり、国際社会が各種の試練に対処して平和・発展を促進するための正しい道でもある。現在世界では多極化と経済のグローバル化が深く進行し、各国の相互依存性がさらに高まり、平和・発展・協力という時代の潮流がさらに力を増している。中国人民は現代中国の前途・命運が世界の前途・命運と日増しに緊密に結びつき、中国の発展が世界から切り離せず、世界の発展も中国を必要としていることを十分に理解している。中国は終始変わらずに平和発展路線を歩み、終始変わらずに互恵・共栄の開放戦略を遂行し、平和共存五原則を基礎に全ての国々と友好協力を発展させ続ける」と表明した。

賈主席は「平和発展を堅持し、協力共栄を実現」をテーマにスピーチ。「現在世界は大発展、大変革、大調整の時期にある。世界の多極化と経済のグローバル化はさらに進展し、国際システムは重大な変革を前にしている。より公正で合理的な国際政治・経済秩序の形成が、遮ることのできない時代の潮流となっている。協力共栄は国際社会が機会を捉え、試練に対処し、進歩を実現するための正しい選択だ」と指摘した。

賈主席はまた「中国は世界最大の発展途上国だ。新中国成立後の60年余り、特に改革開放後の30年余りで、中国は建設・発展面で世界の注目する成果を上げ、中国の国情に沿った発展の道を一歩一歩歩んでいる。平和は中国発展の基本的前提、開放は中国発展の強大な動力、協力は中国発展の鮮明な特徴、共栄は中国発展の必然的結果、持続可能な発展は中国発展の力強い保証だ。われわれは中国の特色ある社会主義発展路線を揺るがず歩み、中国を富強・民主・文明・調和の社会主義現代化国家にすべく努力する」と述べた。

開幕式では他に、ナイジェリアのオバサンジョ元大統領、欧州委員会のプローディ元委員長、オーストラリアのハワード元首相、ロシアのプリマコフ元首相、ドイツのシュレーダー元首相、日本の福田康夫元首相ら貴賓がスピーチ。世界28カ国・地域の著名人、国内外の学者ら計800人が出席した。

「人民網日本語版」2010年9月8日

「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。