第13回AEAN・中日韓首脳会議(10+3)が29日午後ベトナムのハノイで行われた。この会議で各国の首脳は「効果的な行動をとり、より緊密な地域協力関係をつくっていく」ことを表した。
参加国の首脳は、各国が『10+3』の枠組内における協力によって収めた新しい成果を高く評価した上で、今後も効果的な行動をとり、『10+3』協力における各項目の協議を一段と推進し、金融、通貨問題における協力及び貿易、投資、観光、インフラ施設の建設などの分野における協力を強化していくことを示した。
この日の会議で、中国の温家宝総理は東アジア自由貿易区建設に関連する活動を推進するため、『10+3』協力基金に100万ドルの資金を注入するほか、『10+3』お米緊急備蓄プロジェクトに100万ドルを寄付し、地域の農業生産の持続可能な発展を推進していくことを表明した。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年10月31日