霍副研究員は、「日本の外交に対して、『子供が大きなハンマーを操ることはできない』という例えをしたことがある。大きなハンマーを操る子供は非常に威風堂々としているように見えるが、ハンマーを操る実力を備えていないため、最終的にかえって自分を傷つけることになる」と語った。
菅直人首相は、外交面の経験が欠けていると同時に、重用すべきでなかった前原誠司外相を重用した。麻生元政権が“北方四島”を日本の固有領土としていた昨年6月、ロシアは強硬な姿勢を示した。民主党が政権を取った後、前原誠司外相はまた『北方四島はロシアが占領した領土だ』と表明し、ある程度において、民主党或いは自身が提唱する強硬な姿勢を示した。
これに対して霍副研究員は、「前原誠司外相は就任後、中日関係において、いつも不必要で行き過ぎた行動をとり、中国側の信頼を失った。ロシアも同じだ。菅政権が『相手国とのウィン・ウィン関係を希望していない』前原外相による外交主導を放任していることが、日本が外交的窮地に陥る主な理由ではないか」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年11月3日