「隣国との緊張激化」に関する外交部コメント

「隣国との緊張激化」に関する外交部コメント。 中国と近隣アジア諸国との高層レベルでの交流は、今年も引き続き活発に行われている。中国は、インド、インドネシア、ベトナム、ミャンマー各国と、「友好年」をテーマとして、各種各様の記念イベントを開催、双方の国交樹立60周年を祝福している…

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発信時間: 2010-11-05 17:25:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

外交部は4日、定例記者会見を開催し、洪磊報道官が記者の質問に答えた。内容は次の通り。

―最近、中国と隣国との関係緊張が次第に激しさを増しているという声があがる一方で、中国と隣国との信頼関係は強まっているとの意見もある。隣国関係の現状について伺いたい。

中国と近隣アジア諸国との高層レベルでの交流は、今年も引き続き活発に行われている。中国は、インド、インドネシア、ベトナム、ミャンマー各国と、「友好年」をテーマとして、各種各様の記念イベントを開催、双方の国交樹立60周年を祝福している。以前から続いている中国と近隣アジア諸国との友情、親しい友好関係と相互信頼、相互利益がもたらされる協力と世代を超えた友好関係について、各国国民は深い印象を心に刻んでいる。

中国は今年も、アセアン関連事業を継続させ、今後の発展の道を開拓している。閉幕したばかりの中国・アセアン首脳会議において、温家宝首相とアセアン加盟各国首脳は、「中国・アセアン関係は、最も実務的で内容豊か、全面的で活況に溢れた効果の高い戦略関係だ。今後も平和の発展をテーマに、友好協力を主軸とし、経済の持続可能な発展を一層重視し、全方位型の相互交流をさらに強化し、社会・人文交流や東アジア一体化建設をより重視し、各国の国民にさらなる幸福をもたらし、アジア全体の平和、安定、発展、繁栄に前向きに貢献していく」との認識で一致した。

二国間あるいは地域間の交流ではどのアジア諸国も次のような認識を示していることに注意を向けるべきだ。

アジアの平和と繁栄、世界の経済成長、国際金融体系の改革を推し進める上で、中国の総合的な国力と影響力の急成長は、多大に貢献している。近隣アジア諸国と中国との新たな協力関係は、時間と目まぐるしく変化する国際情勢による試練を経験した。隣国との友好関係・協力強化は、確固不動たる中国の国家政策であり、アジア諸国の発展とアジア全体の平和、安定、繁栄の促進にとって、特別な意味を持っている。

中国と近隣アジア諸国との関係は発展、進歩を続けている。この事は、誰も捻じ曲げることのできない事実だ。

「人民網日本語版」2010年11月5日

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