胡錦涛国家主席は6日、ポルトガル議会のガマ議長とリスボンで会談した。
胡主席は「中国とポルトガルは共に古くからの文明国で、人類文明に重要な貢献を果たした。両国民は伝統的に友好関係にある。国交樹立以来31年、両国関係は順調に発展してきた。2005年には包括的戦略パートナーシップを築き、各分野の互恵協力が新たな発展の段階に入った。近年来、両国間では上層部が頻繁に交流し、政治的相互信頼が不断に深まり、経済・貿易協力が急速に発展し、人や文化面の交流・協力が日増しに緊密化している。両国は国際問題で良好な意思疎通と協調を維持している。中国・EU関係の発展を推進する過程で、ポルトガルは重要な役割を発揮した」と述べた。
胡主席はまた「立法機関の交流と協力は両国関係を構成する重要な一部だ。近年来、両国の立法機関は交流を日増しに緊密化し、両国民の相互理解と友情の強化、両国関係に関わる民意の土台の強化、両国関係の包括的で踏み込んだ発展の推進に重要な役割を発揮してきた。ポルトガル議会が対中関係の発展において引き続きプラスの役割を発揮し、両国の立法機関が引き続きさまざまなレベルや形式の交流を行い、両国の包括的戦略パートナーシップの発展に新たな貢献を果たすことを希望する。中国共産党はポルトガルの政党との交流をさらに強化したいと考えている」と強調した。
「人民網日本語版」2010年11月8日