中国海軍艦艇編隊がアデン湾、ソマリア海域で航行護衛行動を開始して以来、26日で丸2年が経過した。海軍の呉勝利指令員は同日午後、第六・第七陣護衛隊の隊員を動画を通じて慰問、よりレベルの高い護衛任務の継続に努めるよう励ました。「中国新聞社」北京が26日、伝えた。
呉指令員の談話内容は次の通り。
2年前の今日、海軍は第1陣艦艇編隊をアデン湾、ソマリア海域の護衛任務に派遣、中国海軍の遠洋任務の時代が新しく切り開かれた。それから2年、海軍第7陣護衛編隊隊員6千数人は、国家の利益・民族の尊厳・軍隊のイメージを何よりも重要視し、困難・危険や風波との闘いにも勇敢に立ち向かい、一致団結して休む間のなく働き、担うべき使命を立派に履行し、278回に及ぶ国内外の船舶3100隻の護衛任務を無事完了し、護衛成功率100%という記録を維持している。
海賊の活動が依然活発なアデン湾、ソマリア海域における護衛行動は、海軍にとって、長期にわたる苦労の多い任務のひとつとなっている。海軍は、護衛行動が直面している複雑な情勢と厳しい挑戦を正確に見極め、護衛行動の特徴や規則性をより深く研究し、護衛任務の新局面をさらに開拓していくことが求められている。
「人民網日本語版」2010年12月27日