外交部の洪磊報道官は17日の定例会見で、国連安全保障理事会改革問題について質問に答えた。
ーーインドの国連大使は先日インタビューで、安保理の新常任理事国選挙で当選に十分な票を獲得することへの自信を示した。また、中国は常任理事国入りへの障害にならないとも確信していると表明した。これについてコメントは。
安保理改革問題における中国の立場に変更はない。安保理が必要かつ合理的な改革を行ない、発展途上国の代表性を優先的に増やすことを支持する。安保理改革問題については加盟国間の溝が依然として非常に大きいが、民主的で粘り強い協議を継続し、加盟国の最も広範な支持が得られる包括的な解決策を見出すべく努力すべきだ。われわれは一貫して、新興市場国、発展途上の大国としてのインドの国際問題における地位を重視し、安保理を含む国連でさらに大きな役割を発揮したいとのその願いを理解し、支持している。インドを含む数多くの加盟国と、安保理改革問題について接触や協議を継続していきたい。
「人民網日本語版」2011年1月18日