チャイナ服でお年玉、そして中国語による「おめでとう」――中国の旧正月、春節を前に、華僑華人にお祝いのメッセージを届けるのが、各国首脳の「年間行事」になりつつある。
日本の菅直人首相は、在日華人への祝賀メッセージの中で、日中両国は「戦略的互恵関係」を充実させる過程で、政府間の協力だけではなく、国民レベルの幅広い分野で交流することにより、相互理解と相互信頼を築くことが大切だと指摘した。
カナダの首相は、十数年間ずっと、華人に春節の祝賀メッセージを送っている。ハーバー首相は「カナダ籍華人のウサギ年を迎えるさまざまなイベントは、多くの文化が共存する平和な世界を象徴している。カナダ経済の安定した発展のため、華人が引き続き一丸となって努力することを期待している」と述べた。
オーストラリアのギラード首相は「2011年からの10年間は、中国が世界に影響力を広げる10年間であり、中国のパートナーとして共に行動できるのはオーストラリアの誇りだ」と表明した。
「中国国際放送局 日本語部」より2011年2月3日