日専門家:中国海軍の訓練 「台湾統一」が目的

日専門家:中国海軍の訓練 「台湾統一」が目的。 中国海軍が公海で行った通常の訓練が最近日本国内で激しく議論されている。日本の政界には緊迫が走り、一部のメディアや学者は中国海軍の目的をいろいろ解読している。「海洋資源争い」や「米国に対抗した世界の覇権争い」のほかに、最近日本国内では「中国艦隊が遠洋に出るのは10年後に台湾を統一するため」といううわさが流れている…

タグ: 平松茂雄 中国 海軍 艦隊 沖縄 近海

発信時間: 2011-07-01 16:25:05 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国海軍が公海で行った通常の訓練が最近日本国内で激しく議論されている。日本の政界には緊迫が走り、一部のメディアや学者は中国海軍の目的をいろいろ解読している。「海洋資源争い」や「米国に対抗した世界の覇権争い」のほかに、最近日本国内では「中国艦隊が遠洋に出るのは10年後に台湾を統一するため」といううわさが流れている。6月29日付けの「環球時報」が伝えた。

中国軍事問題に詳しい平松茂雄氏は「産経新聞」で、70年代に入ってから中国海軍の艦隊が日本近海を通過して西太平洋ですでに4回も軍事訓練或いは演習を行っている。しかも軍艦の数はどんどん増えている。南中国海と東中国海地域における活動にも台湾統一という軍事目的がある」とコメントした。

「現在、中国は2020年前後の台湾統一に向け確実な行動を取っている。2021年は中国共産党創設100周年にあたり、100周年の祝杯を台北であげるため、中国は海上の軍事行動を加速させている。当然その目的を果たすには、それまでに台湾を中華人民共和国の台湾省にしなければならない。そうなれば、日本は海上で中国を封鎖することができなくなる。日本は十分に注意が必要だ」と続けた。

平松氏はさらに、中国の台湾統一の最大の障碍となるのは米海軍だとし、そのため中国は1960年から様々なミサイルを配備していると強調。「これらのミサイルは日本周辺の米軍基地だけでなく、台湾にも向けられている。近年、中国はさらに空母キラーと呼ばれる巡航ミサイルを開発した。こうしたことから、中国が確実に台湾統一に向け布石を敷いていることがわかる」と述べた。

中国海軍の活動については自衛隊も警戒している。NHKによると、防衛省の折木良一統合幕僚長は先に行われた記者会見で、「ここ数年の中国海軍の太平洋海域における頻繁な活動から今後はさらに活動範囲が拡大し、常態化する恐れがある。これに対して自衛隊は警戒と監視を強化すると同時に作戦能力を向上しなければならない」と語った。

産経新聞の小森義久編集特別委員は「日本の中国に対する経済支援が中国の軍事的発展を助長し、中国の軍事力を高めている。日本は中国への支援を継続するべきではない」と呼びかけ、警戒を示した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年7月1日

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