中国共産党創立90周年を記念して、胡錦涛国家主席が、7月1日に行った講話は、インド各界の人々に大きな反響を引き起こしている。
インド共産党マルクス主義派のシング中央委員は、ニューデリーで中国大使館が主催した記念イベントに参加し、「90年の歴史の中で、中国共産党は、マルクス主義の基本原理と中国の現実とを結合させ、マルクス主義の現地化を絶えず推し進めることで、大きな成果を上げた。事実が証明しているように、世界の共産主義活動は、理論と実践を絶えず革新すると共に、時代や国民の願いに合った方針と政策を策定しなくてはならない。中国共産党は、そのモデルを樹立した」と述べた。
インド北方州の住民ライ氏は、「胡錦涛氏は講演で、共産党が腐敗を断固として取り締まることなど、民衆が関心を持つ社会問題に注目している。ここ数年、新興国では、経済改革を進める過程で、いずれも腐敗問題が深刻化しており、発展を脅かす最大の脅威になっている。中国共産党がこの分野で努力することは、世界的な意義を持つだろう」と語った。
北京放送のリスナー・アハメド氏は、「中国人民は中国共産党の指導の下で、ますます多くの成果を上げていくと信じている」と強調した。
「中国国際放送局 日本語部」より2011年07月04日