中国国防部報道事務局の官員は7日、「中国の軍用機が自国管轄の海域上空で飛行することは国際法の関連規則に完全に合致する」と述べた。
これは「日本の防衛省が4日に、中国の軍用機2機が一時釣魚島より60キロの海域上空に接近した。日本の航空自衛隊は那覇基地から戦闘機Fー15を緊急発進させた」との報道を受けたもので、「中国の軍用機が自国管轄の海域上空を飛行することは、国際法関連規則に完全に合致する。釣魚島およびその付属諸島は昔から中国固有の領土であり、中国は争うことのできない主権を擁する。ここ数年来、日本の自衛隊の飛行機は東海において、中国に対する偵察力を絶えず強化してきた。日本の軍用艦艇と飛行機は中国の正常な海域上空での行動に対し、長時間あるいは近距離の追跡と監視を行っている。これは双方の誤解を生み、間違った判断につながりやすい。中国は日本が中日友好および相互信頼を強化する立場に立ち、効果的な措置を確実に講じて、関連する危険な活動を中止し、海域上空の事故発生を避け、防止することを求める」と強調した。
「中国国際放送局 日本語部」より 2011年7月9日