ラサ―コンガル空港高速道路の開通式典が17日午後、行われた。チベット平和解放60周年祝賀行事に出席する習近平共産党中央政治局常務委員・国家副主席・中央軍事委副主席を団長とする中央代表団の全メンバーが式典に出席し、テープカットを行った。
代表団副団長の回良玉、李建国、杜青林、ペパラ・ゲレナムジェ、ライディ、陳炳徳各氏が一緒にテープカットを行った。
式典会場は国旗がはためき、道路両側に8個の巨大カラー気球が揚げられ、気球には漢字とチベット文字で「党中央の心からの配慮と全国人民の大きな支援に衷心より感謝する」、「団結、民主、富裕、文明、調和の社会主義新チベットを努力して築く」と書かれていた。
自治区党委副書記で自治区人民政府常務副主席のカク(赤+おおざと)鵬氏が式典であいさつした。式典は自治区党委常務委員で自治区人民政府常務副主席の呉英傑氏が主宰した。
ラサ―コンガル空港高速道路はチベット初の高速道路で、2009年4月28日着工した。全長37・8キロで、総工費は15億9000万元(1元=約12円)。ラサの市街地と空港との所要時間が30分に短縮された。