国防部の耿雁生報道官は4日、日本政府が発表した2001年版「防衛白書」に盛り込まれた中国に関する内容は、下心をもって「中国脅威論」をほしいままに誇張しており、中国側は「脅威論」の誇張に断固反対すると述べた。
日本が2日、2011年版「防衛白書」を発表したことについてコメントを求められた耿報道官は次のように述べた。
中国は終始、平和発展の道を歩み、隣国と友好的に付き合い、パートナーシップを確立する周辺外交を展開し、抑止的な国防政策を推進している。中国が国防の整備と軍隊の近代化を強化しているのは、国家主権と領土保全を守り、経済と社会の円滑な発展を確保するためだ。
日本側が中日関係の大局に立って、隣国との相互信頼を深めることに役立つこと、地域の平和と安定に役立つことに取り組むことを我々は望んでいる。
「新華網日本語=中国通信社」 2011年8月5日