共産党中央の理論誌:日本の軍国主義復活を警戒

共産党中央の理論誌:日本の軍国主義復活を警戒。 日本の文部科学省はまた教科書を修正した。次世代にその侵略の歴史の真相をはっきりと伝えることを拒み、思想的にその侵略行為を深く後悔、反省することで、中国など東南アジアの侵略された国と人民に対し率直かつ誠意をもって罪を認めることを拒み、時にはうごめき、その軍国主義の復活を画策しようとする…

タグ: 第2次世界大戦 敗戦 教科書 競争

発信時間: 2011-08-21 10:42:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

文=楊欣波

近年、日本では毎年、第2次世界大戦敗戦の日の8月15日と中国を侵略した日(満州事変)の9月18日には、政権党の要人であれ、在野の政治家であれ、また社会の著名人であれ、いずれも群れをなし、あるいはいわゆる「個人の身分」で靖国神社を参拝してきた。軍国主義者の魂を呼び戻すことで、大戦で日本侵略者に野蛮に踏みにじられた中国人民や東南アジア各国人民の民族感情を絶えず傷つけ、さらには平和を愛する中国人民及び全世界人民の憤りと激しい非難を巻き起こすなど、アジア太平洋地域の平和と安全にとって不安定要素となっている。中国共産党中央の理論刊行物『求是』誌のウェブサイト版「求是理論網」が伝えた。

日本の文部科学省はまた教科書を修正した。次世代にその侵略の歴史の真相をはっきりと伝えることを拒み、思想的にその侵略行為を深く後悔、反省することで、中国など東南アジアの侵略された国と人民に対し率直かつ誠意をもって罪を認めることを拒み、時にはうごめき、その軍国主義の復活を画策しようとする。平和を愛する中国人民と東南アジア各国人民はさらに、常に日本の軍国主義復活の傾向を警戒しなければならない。

60年代以降、日本は米国の長期にわたる支援を受け、科学技術や文化、経済面で極めて大きな発展を遂げた。日本人は精神的にすでに敗戦という暗影から抜け出しており、大国、強国として世界でその役割を発揮することを渇望している。

そのうえ、日本の歴代政権及びその指導者は侵略と失敗の歴史からあるべき教訓を真剣に総括し、汲み取ってはいない。それゆえに、軍国主義思想はいったん国際社会の条件に適すると、ある程度その姿をさらすのである。日本民族の人格の二面性もまた、軍国主義の復活を促す重要な要素なのかも知れない。

国と国との競争は根本的に言えば、政治や文化、科学技術、経済といった総合力の競争である。中国人民には平和を心から愛する歴史がある。わが国の指導者はこれまで、平和的な発展と科学の発展の道を歩み、永遠に覇を唱えないと、厳粛な気持ちをもって世界に確約してきた。同時に、歴史的かつ現実的な視点に立って世界の発展の趨勢を詳細に観察している。われわれ中国人民はさらに、日本軍国主義の復活を警戒し、平和的な発展のなかで世界の平和的な発展のためになすべき貢献をしなければならない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年8月21日

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