民主党、野田佳彦新代表の人物像

民主党、野田佳彦新代表の人物像。 日本の民主党は29日の両院議員総会で党代表選の投開票を行い、野田佳彦財務相が海江田万里経済産業相を破り新代表に選出された…

タグ: 野田佳彦,民主党

発信時間: 2011-08-30 13:42:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

◇中国市場はアジア経済を牽引

野田氏は自衛官の家の出身だ。1957年5月に千葉県で生まれ、早稲田大学を卒業。その後、「日本の政治家の揺りかご」と呼ばれる松下政経塾で学んだ。1987年に初めて議員に当選し、2002年9月には民主党代表選に出馬したものの落選した。2010年6月の菅直人内閣発足とともに財務大臣に就任し、現在にいたる。若手議員で構成される「野田派」のトップで、「経済通」として知られる。

今年8月、野田氏は「私の政権構想」を誌上に発表し、党代表選への出馬意思を表明した。この中で野田氏は中国について「中国は世界経済のエンジンであり、日本にとって最大の貿易相手国でもある。その巨大な市場はアジア経済を牽引している。中国経済・社会が国際社会と協調する形で発展できれば、間違いなく日本にとってすばらしいチャンスとなる」と指摘する一方で、「中国軍の急速な増強、活動範囲の拡大、戦略的意図の不透明さは、日本と地域にとって最大の懸念となっている。最近の南中国海での『軍事力を背景とする強圧的な対外姿勢』は、地域の国際秩序を揺るがすおそれがある」と表明した。だが27日の政見表明では中国について言及せず、「アジア各国と『アジアの心』を共有する深い関係を構築する」と述べるにとどめた。

「人民網日本語版」2011年8月30日

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