今年81歳の老兵丁倹さんは、この日、20余人の古い戦友と一緒に見学にき、若者が宣誓の形で「9・18」を記念しているのをみてほっとしていた。「『9・18』を記念するのは、人々とりわけ次の世代が、革命の先輩が国の危機を救うため血を流したことを忘れず、いまの平和で幸福な生活を大切にするよう注意を喚起するためだ」、こう言って、胸に付けた「平和万歳」のバッジを撫でた。
同日、「日本侵華罪証文物展」、「鬼魅蠱惑―日本の中国侵略漫画で歴史を読み解く」展示もここで開かれ、参観者に日本による中国侵略の犯罪の証拠を示した。
東北陥落史陳列館は長春偽満皇宮博物院の東部分にあり、文物1000余点、記録写真1200余枚と原始AV(音響・映像)資料14が展示され、中国東北を武力で侵略・占領し、偽満州国かいらい政権をでっち上げ、ファシズムの植民地支配を進めた日本軍国主義の犯罪行為をあばいている。
(新華網日本語)