発見された犠牲者の遺体。
雲南省外事弁公室は9日夜、乗組員13人が乗った商船「華平号」と「玉興8号」が5日午前、メコン川流域を航行中に襲撃される事件が発生し、12人が死亡、1人が行方不明だとあきらかにした。
乗組員13人が乗った商船は5日午前、タイで武装勢力に襲撃され、現段階までに現地警察が中国人船員11人の死体を発見した。タイ軍側との交戦で武装勢力の1人が射殺され、船内からは大量の麻薬が発見された。
タイ駐在中国大使館はこの事件を重視し、事件発生後、船員の家族50人以上が現地入りした。商船のオーナーの郭志強氏は、事件の推移は既に自分の能力の範囲を超えており、対応する善後処理などはまだ始まっていないと語っている。