日本の防衛省が沖縄県・与那国島に陸上自衛隊を配備する計画に反対の声が上がっている。防衛省は12年度予算の概算要求で、用地取得費などに15億円を求めたが、同計画を反対する地元住民の活動が活発化しており、日本政府は15年度までの配備計画を改めざるを得ない可能性がある。共同通信社が伝えた。
同計画に反対する市民団体は12日、防衛省で神風英男政務官と会談し、与那国町の総人口約1600人のうち556人が配備の撤回を求める要請書に署名したと説明、「住民は自衛隊配備に反対している」と強調した。同団体は11日、沖縄県議会に計画を中止する活動を支持するよう求めた。
日本の防衛省は与那国島に約100人の沿岸監視部隊を配備し、周辺海域を航行する船舶への警戒・監視を強化する計画だ。また、先島諸島の石垣島か宮古島への自衛隊増派も検討している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年10月13日