日本の外相、東南アジア歴訪 南中国海問題にまた介入

日本の外相、東南アジア歴訪 南中国海問題にまた介入。 玄葉外相の今回の3カ国歴訪は、日本が南中国海問題に介入するための一手だとの見方もある。南中国海の領有権問題は本来日本とは関係ない。日本が介入したがるのは、関連国が2国間協議で領有権の帰属を友好的に確定した後、自らの利益に影響することを憂慮しているためだ…

タグ: 価値観外交 玄葉光一郎 南中国海 政治

発信時間: 2011-10-12 15:59:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の玄葉光一郎外相は11日、シンガポール、マレーシア、インドネシアの東南アジア3カ国歴訪に出発した。日本はこのほど影響力を強める中国をけん制するため、フィリピンと南中国海での安全保障の協力強化などの内容を含む共同声明を発表した。こうしたことから玄葉外相の3カ国歴訪に注目が集まっている。新華網が伝えた。

玄葉外相は今回5日間の日程で各国を訪問する。まずシンガポールを訪問し、同国の李顕竜(リー・シェンロン)首相と会談、「環太平洋経済連携協定(TPP)」を巡って意見交換する。その後マレーシアを訪問、同国のナジブ首相と次世代環境都市づくりに存在する新エネルギーの利用問題について会談、日本の技術や企業を推薦・紹介する。最後に11月に開かれる東アジア首脳会議(サミット)の開催国インドネシアを訪問し、同国のマルティ外相と会談、東アジアサミットでの海洋安全保障などに関する立場と主張について意見交換する。

玄葉外相の日程から今回の訪問目的が2つあることがわかる。一つは政治目的で、海洋安全保障を主要議題とする11月の東アジアサミットでまでに、東南アジア各国と海洋安全保障方面の協力を強化し、多国間協議によって南中国海問題の対立を解決する主張を通したい考えだ。もう一つは経済目的で、経済の持続的発展、インフラ建設が著しい東南アジア各国との経済交流強化を考えているとアナリストは指摘する。

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