インド海軍の駆逐艦
◇南中国海問題への介入手口
インド海軍はこのところ太平洋、特に南中国海海域に強い関心を示している。中国と領有権をめぐり争う東南アジアの国との軍事交流を強化するだけでなく、「中国とかかわる摩擦」を意識的或いは無意識にでっちあげている。インドメディアは連日、同海軍の揚陸艦「アイラバト」が7月にベトナムを訪問した際、「中国艦艇と対峙があった」と報じている。
この報道に関するインド外務省の報道官の説明によると、揚陸艦は7月22日にベトナム南部の都市ダナンを出港し北部の都市に向かう途中、「アイラバト号はすでに中国海域に進入した」という自称「中国海軍」からの情報を無線で受け取ったが、艦艇や航空機は目撃しなかった。そのまま航行を続けたが、対峙が起きることはなかったという。
これまで合同軍事演習という形で南中国海の軍事的存在を誇示していたのとは異なり、インド海軍は近年、ベトナムなどの国との双方向の軍事交流を重視している。これは明らかに別の意図がある。インド艦艇のベトナム訪問は特に問題はないが、インド側がその間、「中国にかかわる摩擦」を意図的にでっちあげ、明らかに地域の国家間の関係を変えようとしている。こうしたことから、これはインドが南中国海問題に介入する新しい手口で、関係国ははっきりとした認識をもつ必要があると専門家は呼びかける。
◇インド洋の軍事配備