外交部の洪磊報道官は14日の定例会見で「中国は南中国海係争について、歴史事実と広く認められた国際法に基づき、当事国間の直接交渉を通じて解決することを常に主張している」と表明した。
----フィリピンのデルロサリオ外相が「中国は南沙(英語名スプラトリー)諸島をめぐる両国の係争を国際海洋法裁判所に提起したがらない。これは中国が国連海洋法条約に基づき自らの立場を立証することができないことを示している」とする声明を発表したことについて、コメントは。
南中国海問題における中国の主張は明確かつ一貫したものだ。当事国間の直接交渉が領土主権や海洋権益をめぐる争いを解決する最も有効な道であることは、数多くの実践によって証明されている。
「人民網日本語版」2011年7月15日