胡錦涛主席のAPEC首脳会議出席について
胡錦涛主席のAPEC首脳会議出席について。
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■兪建華商務次官補による説明
中国側は今回の会議を通じて、各国がさらにアジア太平洋貿易・投資の自由化と円滑化を推進し、経済・技術協力を促進し、多角的貿易体制を支持し、保護貿易主義を阻止し、世界経済の回復と成長に活力を注ぎ、自信を強めることを希望する。
（１）多角的貿易体制を維持・強化し、保護貿易主義を共同で阻止する。ドーハ・ラウンドの推進、様々な保護貿易・投資主義の阻止について力強いメッセージを発する。
（２）開放とウィンウィンを基礎に「次世代」の貿易・投資問題における協力を展開する。従来の貿易議題への取り組みをしっかりと行うことは、次世代の貿易・投資問題への取り組みにおける基礎および条件となる。革新政策協力は次世代貿易・投資協力の重点的議題の1つだ。APEC内の協力は域内全体のイノベーション能力と経済成長の内的原動力の強化に寄与する。だが開発レベルと参加能力に違いがあるため、革新政策の協力においては、経済体の発展能力と政策余地を制限するのではなく、差異性を十分に体現しなければならない。また、協力を通じて各経済体の実情に即した技術革新システムを構築し、差別的なハイテク製品貿易制度を撤廃し、技術移転・協力を促進して、全ての経済体が協力から利益を得られるようにすべきだ。
（３）共同発展を基礎にグリーン成長分野の協力を着実に推進する。各国はグリーン成長の推進において各経済体の水準が千差万別であることを認めるべきだ。環境製品・サービスの自由化は実情に基づいて着実に推進し、世界貿易機関（WTO）の関連交渉とリンクさせるべきだ。主要国は途上国への資金・技術援助を強化し、対象国の環境産業の発展、持続可能な発展の実現を支援すべきだ。APECは環境技術の普及と協力に一層の便宜を図り、促進し、環境・貿易・開発の相互発展を実現すべく具体的行動を講じるべきだ。
（４）新興産業の制度・標準協力を段階的に推進する。能力開発、情報交流分野の協力を重点的に展開し、貿易・投資の発展にプラスな政策環境の構築に努める。APECは新興産業標準分野の協力を強化し、各経済体の標準制定能力を高めるべきだ。
「人民網日本語版」2011年11月8日
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