共同社の報道によれば、8日長崎海上保安部は取材を受け、中国漁船が長崎県五島列島沖の日本領海内で停船命令を無視し逃走したとして、船長を逮捕した件について、漁船内にあった漁具は濡れておらず、この船舶では日本領海内で漁はしていないとしている。
長崎海上保安部は8日、漁業法(立入検査忌避)違反容疑で、船長の張天雄(47歳)の身柄を長崎地方検察庁に移送した。
長崎海上保安部によれば、漁船内の漁具は濡れておらず、保管庫にも何も入っていなかった。日本の巡視艇がこの漁船を発見した時、網は仕舞われた状態で仕事をしている様子はなかった。
中国漁船はこれまで船員が居眠りをして日本の領海に侵入したことがあった。海上保管部は引き続きこの漁船が日本領海に侵入した経緯を調べている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月9日