オバマ米大統領
オバマ米大統領は現地時間13日(日本時間14日)、米ハワイ州ホノルルで開かれたアジア太平洋協力会議(APEC)首脳会議の議長として、終了後の記者会見に臨んだ。大統領は「中国の平和的な台頭を歓迎しており、中国の成功は米国の利益に合致する」と述べた。中国国営の通信社、中国新聞社が伝えた。
大統領は「中国の成功により、多くの人が貧困から脱している。中国は世界の安定の源となり、国際社会のルールづくりを後押しすることができる」と指摘。その上で「この2年間、率直で息の合ったオープンな関係を中国と構築し、イラン核問題で足並みが揃うなど対話も実を結んできた」と振り返った。
大統領は「中国政府と建設的な関係を築きたい」との意向を示した。
「人民網日本語版」2011年11月15日