故金正日氏、幼少のころから指導力発揮

故金正日氏、幼少のころから指導力発揮。

タグ: 金正日,朝鮮

発信時間: 2011-12-22 09:38:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

故金正日(キム・ジョンイル)氏は1942年2月16日、中国と朝鮮の国境付近にある白頭山の密営にて誕生。母親は、同国の初代最高指導者・金日成(キム・イルソン)氏の妻・金正淑(キム・ジョンスク、1949年に死去)。現在、金正日氏の誕生日である2月16日は同国で、父・日成氏の誕生日である「太陽節」(4月15日)に次いで重要な記念日となっている。

朝鮮側が提出している資料によると、金正日氏は幼少のころから、ずば抜けた政治的才覚や画策力の片鱗を示していた。朝鮮戦争の際、国連軍が北上し中朝国境付近に迫ったため、中国に脱出。1951-1953年の3年間、中国吉林省の小学校に通学し、クラスの少年団員を組織して「金日成将軍略伝研究グループ」を立ち上げた。その後、父の指示により北朝鮮に帰国し、平壤万景台革命学院、南山高級中学校(現在の平壌第1高等中学校)へと進学、1964年金日成総合大学経済学部政治経済学科を卒業した。在学期間中は積極的に民主青年同盟の活動を組織し、「現代修正主義の発生」、「労働者階級の指導者は個人ではない」などの文章を発表。これらの文章の複製版は今でも金日成総合大学の博物館に陳列されている。

1961年、金正日氏は朝鮮労働党に入党。その特殊な身分から大学卒業後、すぐに労働党中央委員会で勤務するようになり、非常な速さで昇進。同委員会の指導員や同党宣伝扇動部の指導員、課長、副部長などの職を歴任し、1970年に労働党中央文化芸術部部長に就任した。

「人民網日本語版」2011年12月22日

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