外交部の劉為民報道官は9日の定例会見で、南沙(英語名スプラトリー)諸島の仙賓礁(サビナ礁)について「中国の南沙諸島の一部であり、中国は南沙諸島およびその付近の海域に対して争う余地のない主権を有す。フィリピン側の不当な非難は受け入れられない」と表明した。
----フィリピン外務省はこのほど、中国船が南中国海の仙賓礁付近に出没したことを非難する声明を発表した。
仙賓礁は中国の南沙諸島の一部であり、中国は南沙諸島およびその付近の海域に対して争う余地のない主権を有す。フィリピン側の不当な非難は受け入れられない。フィリピンが今後はありもしないことを捏造せず、もめ事を引き起こさないことを望む。フィリピンは南中国海の平和・安定に寄与することを行うべきだ。
「人民網日本語版」2012年1月10日