人民解放軍:兵器実験は幸運の日を選んでいない

人民解放軍:兵器実験は幸運の日を選んでいない。 日本のメディアはこのほど、「中国は1月11日に行動するのが好きだ。毎年この日に人民解放軍は興味深いことをする」とする文章を掲載した。これに対して、中国人民解放軍の関係者は「中国の新型兵器の実験日はいわゆる『幸運の日』ではない」とはっきり述べた…

タグ: 解放軍 空母 ミサイル 実験 兵器 幸運

発信時間: 2012-01-12 10:51:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「中国の新型兵器の実験日はいわゆる『幸運の日』ではなく、DF-21D弾道ミサイルの実験に関する情報もない」。中国人民解放軍総装備部、第二砲兵部隊の関係者は取材に対し、はっきり述べた。

日本の英字誌ザ・ディプロマットのウェブサイトはこのほど、「人民解放軍は新年初めに重要兵器の実験をよく行う」とする文章を掲載した。文章は、マサチューセッツ工科大学の海軍専門家オーウェン・カート氏の「中国は1月11日に行動するのが好きだ。毎年この日に人民解放軍は興味深いことをする」という発言を引用したうえで、人民解放軍は今年1月11日、期待されているDF-21D弾道ミサイルの実験を行う可能性が高いとの見方を示した。

また、西側の軍事専門家の話を引用し、次のように伝えた。多くの中国人は旧暦のめでたい日を選んで結婚式などの重要な行事を行うが、政府機関は西暦に基づいて公式活動の時期を選ぶ。中国語で1月11日は「1-1-1」で、幸運を表す数字とされている。過去の経歴を見ても、中国は2007年、2010年、2011年の1月11日にそれぞれ新型兵器の実験を行っている。2011年1月11日には中国初のステルス戦闘機の原型機「J20」が公開された。

中国の新型兵器の研究開発と実験に、西側メディアと専門家は強い関心を寄せている。新型兵器の公開前はその性能、パラメーター、実験日程に関する推測がされ、日程の正式発表後はその日時に込められた特別な意味などに関する想像力豊かな憶測が飛び交う。こうして、ごく正常な兵器の実験に、西側メディアの強い関心によって「神秘的」な意味が加わった。

1月11日は果たして中国が新型兵器の実験を行う「幸運の日」なのだろうか。人民解放軍は重要兵器の実験前にこのような「幸運の日」を選んでいるのだろうか。中国人民解放軍総装備部、第二砲兵部隊の関係者はこれに対し、「中国軍の新型兵器の実験日程は兵器の研究開発の必要性に基いて決めたもので、言うところの『幸運の日』ではない。これまでに兵器の実験が1月11日に行われたのもただの偶然で、特別な意味はない。また、DF-21D弾道ミサイルの実験に関する情報もない」とはっきり述べた。

どうやら、一部の外国メディアによる中国の新型兵器の実験日を「幸運の日」とする分析と推測は、曖昧な根拠に基いた無理なこじつけであるようだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年1月12日

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