温家宝総理は16日午前、特別機でアブダビに到着し、アラブ首長国連邦(UAE)への公式訪問を始めた。
温総理は同日、ハリファ大統領と会談。「ペルシャ湾岸地域は世界のエネルギーの主要供給地であり、戦略的に重要だ。その平和・安定維持は域内諸国の利益に合致し、世界にとっても重要な意義を持つ。UAEなど湾岸諸国と共に、地域の平和と発展の促進にたゆまず努力したい」と表明した。
ハリファ大統領は「UAEは各分野で中国との友好協力を強化することを心から望んでいる。温家宝首相の訪問によって両国関係に新たな、広大な展望が切り開かれると信じている。これを契機に中国側との協力を全面的に強化し、戦略的パートナーシップを拡充したい。UAEは域内各国が安定を維持し、平和で安全な環境を享有することを望んでいる」と表明した。
空港ではムハンマド副大統領兼首相が温総理のために盛大な歓迎式典を催した。
「人民網日本語版」2012年1月17日