アフメド・ハルーン知事
中国外交部の劉為民報道官は28日、中国企業(中水電公司)がスーダン・南コルドファン州で進める道路プロジェクトの工事現場が武装勢力に襲撃されたとの情報が事実であることを認めた。同州のアフメド・ハルーン知事は道路建設の阻止を狙った犯行だと指摘した。「央視網」が伝えた。
地元紙によると、アフメド・ハルーン知事は「襲撃を行ったのは反政府武装組織『スーダン人民解放運動・北部』に属す武装分子であり、現地の企業の安全・安定の破壊と、大型インフラ建設の阻止が狙いだ。襲撃された中国企業が極めて重要な道路整備プロジェクトに従事していることは誰もが知っている。道路整備は南コルドファン州の庶民、特に東部地区の人々にとって数十年来の夢だ」としている。
「人民網日本語版」2012年1月31日