フィリピンのアキノ大統領は1日、29歳の韓国系女性アナウンサー、グレース・リーさんとの交際を認める発言を行った。
グレース・リーさんは韓国・ソウル生まれで、10歳の時に父親の仕事の都合でフィリピンに移り、マニラで学校に通って成長してきた。アキノ大統領が昨年、セブで開催された韓国資本の発電所のイベントに参加した時にリーさんと知り合い、民族衣装を着たリーさんを「きれいだ」と褒めたという。フィリピンのテレビ局のアナウンサーも先ごろSNSサイトで2人の交際について発言し、話題となっていた。
アキノ大統領は1日、フィリピン情報局の25周年記念式典に出席した際に初めて交際について発言。記者の質問に答えて交際を認めたが、詳細については語らなかった。
リーさん側はこれに先立ち、アキノ大統領に敬意を持っていること、大統領のプライバシーを尊重し、発言は大統領にまかせることを表明している。アキノ大統領が交際について認めた後、リーさんも「彼の発言は本当です」と認めている。
写真はグレース・リーさん(左)とアキノ大統領。
「人民網日本語版」2012年2月3日