日本メディアの報道によると、日本航空自衛隊のF-15戦闘機が2007年以来、合計113件の部品落下事故を起こしていたことがわかった。うち、地方自治体に通報したのは9件、マスコミに公開されたのは6件に止まる。
日本防衛省航空幕僚監部はこのほど、「朝日新聞」の取材を受け、2007年4月から2011年12月の間、航空自衛隊所属のF-15戦闘機が113件の部品落下事故を起こしていたと明かした。また、事故は茨城県、宮崎県、福岡県、石川県、北海道、那覇と岐阜などの基地で発生し、ナットやポルトが落下したケースが多かったという。
昨年10月7日、航空自衛隊石川県小松基地所属のF-15戦闘機が燃料タンク落下事故を起こし、同年12月9日に、茨城県の百里基地所属のF-15戦闘機の尾翼先端部が落下している。
防衛省航空幕僚監部の説明によると、戦闘機の部品落下事故を公にするかどうかは、当該基地司令官の落下事故の被害に対する判断による。前述の113件の事故のうち、地方自治体に通報したのは9件だった。現在日本航空自衛隊はおよそ200機のF-15戦闘機を装備している。
また、報道によると、日本航空自衛隊のF-4戦闘機とF-2戦闘機もこの期間中それぞれ91件と25件の部品落下事件を起こしている。また、海上自衛隊と陸上自衛隊の哨戒機とヘリコプターにもよく部品落下事故が発生しているという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年2月7日