第11期全国人民代表大会(全人代)第5回会議が本日午前9時に人民大会堂で開幕し、温家宝総理が政府活動報告を行った。温総理は、昨年は改革開放と社会主義現代化建設において新たに大きな成果を勝ち取ったとし、さらに次のように述べた。
昨年、複雑でめまぐるしく変わる国際政治・経済情勢と困難に満ちた国内の改革・発展の重い任務を前にして、全国各民族人民は中国共産党の指導のもと、一心同体となり、団結して勇往まい進した結果、改革開放と社会主義現代化建設において新たに大きな成果を勝ち取った。国内総生産(GDP)は前年度比九・二%増の四七兆二〇〇〇億元、公共財政の歳入は二四・八%増の一〇兆三七〇〇億元となった。食糧生産高は五億七〇〇〇万トンで、再び史上最高を記録した。都市部の新規就業者数は一二二一万人となり、都市部住民の一人当たり可処分所得と農村住民の一人当たり純収入は実質でそれぞれ八・四%と一一・四%伸びた。また、われわれは国際金融危機の衝撃に立ち向かう中で収めた成果をうち固め、拡大させ、第十二次五ヵ年計画期における幸先の良いスタートを切った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年3月5日