学校の民主的管理を推し進め、さらにそれを次第に制度化する。義務教育のバランスの取れた発展を促し、資源の配分を中・西部地区、農村、辺境地区、民族地区と都市における基盤が脆弱な学校にシフトする。引き続き大きな力を入れて、児童の越境入学や入園など人民大衆の注目を大きく集めている難問を和らげる。農村の小中学校の地域的配置においては、地元の状況に即して教育の質的向上と生徒の自宅から近い学校への通学の利便性との関係をうまく処理すべきである。農村の寄宿制学校の運営に取り組み、義務教育段階にある農村の生徒向け栄養改善計画をしっかり実施する。スクールバスの安全管理を強化して、児童・生徒の通学の安全を守る。就学前教育や継続教育、特殊教育を強化し、現代的職業教育システムを整備する。
民族教育の発展にいっそう取り組む。高等教育は経済社会の発展および国家の戦略の必要と密接に結びつけ、教育の質とイノベーションの能力を向上させるべきである。国の学資援助制度を充実させ、中等職業教育の無償化政策を逐次すべての農村の学生に適用させていくとともに、普通高校における困窮家庭の生徒に対する学資援助の対象枠を拡大する。民間教育を大きく発展させ、民間資本が各段階、各種類の教育の分野へ流れるよう奨励、誘導する。