資料写真:武大偉氏
「各方面が6カ国協議を推進し、相互間の関係改善を図ると同時に、6カ国協議メカニズムを通じて北東アジア安全保障協力メカニズムを構築するなど6カ国協議を進める過程で、東北アジア地域の長期安定実現に関する問題を話し合いたい」――。全国政協常務委員で中国政府朝鮮半島問題特別代表の武大偉氏は4日、記者の取材にこう話した。
6カ国協議はすでに3年余り開かれていないが、武氏によると、様々な形による協議は進行しており、中国は他の5カ国と密な連絡を保ち、一部の国やいくつかの国も関連問題についてよく話し合っている。いつ6カ国協議が開かれるかについては、他方面の意向にも関連するが、中国側は関係各方面と共に努力し、1日も早い6カ国協議再開を期待している。
また、経済協力増進の角度からも6カ国協議に期待がかかっている。もう一つの大きな目標は6カ国協議を通じて各国間の経済協力を推進し、ウィンウィンを実現することだ。こうした目標は各方面の共通の利益に一致し、継続的に追求するべきことだと武氏は指摘する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年3月8日