今年の両会では、各地方・機関の指導幹部が審議、討論において、また取材を受ける中で、敏感な質問に恐れず、社会からの関心に応えている様子が多く見受けられる。話題の敏感さ、回答者の地位の高さ、関与度の幅広さ、交流の誠実さのいずれから見ても従来はなかったことであり、高評価を得ている。人民日報が報じた。
例えば教育部の袁貴仁部長は、今年の大学院入試で英語の試験問題が漏えいした事件について質問され、「事件の調査は大きく進展した。同事件が教育系統のどのような人物と関わっていようが、当事者は法によって処罰される」と強調した。また、河北省委員会の張慶黎書記は三鹿粉ミルクのメラミン混入事件で、責任を追及された一部関係者がすでに「復帰」していることについて聞かれ、辛抱強く説明し、「間違いを犯した幹部は党紀、さらには国の法によって厳しい処罰を受ける。処罰期間が過ぎた後、適切な職務を割り振ることは関連規定に合致している」と強調した。