資料写真:SU35戦闘機
ロシアメディア『RIAノーボスチ』9日付の記事によると、中国国防部新聞事務局は、一部ロシアメディアが報じている、中国がロシアから長距離多用途戦闘機SU-35(スーホイ35)を48機購入する契約を交わしたと言うニュースは事実無根であることを明らかにした。
報道によると、中国国防部は書面で事実説明を行い、「近年、中ロ戦略協力パートナーシップは健全に安定した発展を遂げており、双方の各分野における協力関係は順調に進み、著しい成果を上げている。中ロの軍事協力関係は中ロ戦略協力パートナーシップの重要な一部であり、常に健全に前進し、豊かな成果を得ている。しかし、一部メディアが報じている48機のSU-35戦闘機に関する契約については、事実的根拠はない」と述べた。
3月6日、ロシア『コメルサント』紙は、ロシア軍事産業連合の関係者が「ロシアと中国の48機のSU-35戦闘機の供給契約が既に成立し、契約総額は40億米ドルに達する」と明かしたことを報じていた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年3月10日