温総理:富の分配の不平等に対する国民の不満をよく知っている

温総理:富の分配の不平等に対する国民の不満をよく知っている。 以上は、政府が社会の公平かつ正義に向けて踏み出した、制度構築の面の着実な一歩である。もちろん、国民が富の分配の不平等や司法の不公正に不満を抱いていることをよく知っている。私たちは社会の公平を促す取り組みを引き続き推進しなければならない…

タグ: 富の分配 不平等 国民 不満 公平 正義

発信時間: 2012-03-14 16:42:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第11期全国人民代表大会(全人代)第5回会議の記者会見が14日、北京の人民大会堂の3階にある「金色ホール」で開かれ、中国国務院の温家宝総理が就任後9年間を回顧し、国内外記者の質問に答えた。

「中央テレビ局」近年、総理は社会の公平と正義の促進の必要性に何度も言及してきたが、社会で発生している不公平な現象に国民は今も関心を寄せている。残りの任期中に総理はどのように社会の公平と正義をより促進していくのか。また、総理がよくインターネットをすることを私たちは知っており、ネットでは中国政府の取り組みや総理を褒める声もあれば、非難する声もあると思う。このような非難をどう見ているか。

温総理:「公平かつ正義は太陽よりも輝かしい」と私は言ったことがある。公平と正義は社会主義の本質的特徴である。実際のところ、過去9年、私たちは社会の公平と正義を守るために多大な努力を費やしてきた。

まず、法律の面で、憲法を改正し、「国は人権を尊重し、保障する」という文言を憲法に盛り込んだ。物権法を制定し、合法的な私有財産を法的に保護した。選挙法を改正し、都市部と農村部の有権者に平等な権利を与えた。都市乞食浮浪者の収容送還制度を廃止し、農民が自由に都市部へ出稼ぎに行けるようにした。わずか数年で、中国の都市化率は50%を上回った。

また、農村地域では、農業税を断固として免除し、農民たちの不合理な負担を軽減した。

さらに、教育の面で、9年間の義務教育制度の無料化を全面的に実施した。職業学校で勉強する農村出身の子供に対して費用免除制度を実施し、大学や農村部の高校で奨学金や補助金制度を実施し、経済が発達していない地域の農村部の寮制学校に手当を支給した。

最後に、政府は養老、失業、医療、生活最低保障などを含む社会保障システムを構築、整備した。企業社員の医療保険制度、都市部住民の医療保険制度及び新型農村合作医療(新農合)制度の恩恵は、すでに13億人に及んでいる。

以上は、政府が社会の公平かつ正義に向けて踏み出した、制度構築の面の着実な一歩である。

もちろん、国民が富の分配の不平等や司法の不公正に不満を抱いていることをよく知っている。私たちは社会の公平を促す取り組みを引き続き推進しなければならない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年3月14日

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