釣魚島沖を航行する「中国海監50」(3月16日撮影)
中国国家海洋局海監総隊の呉平副総隊長は19日、釣魚島とその付近の海域での巡視任務を終えて浙江省沈家門に帰港した「中国海監」船隊を訪問。「中国海監50」の船上で「中国海監は法律と職責の規定に基づき、国家の海洋権益の保全という職責を真剣に履行し、管轄海域での定期的な権益保全巡視・取締り活動を一層強化しなければならない。今回の釣魚島およびその付近の海域での権益保全巡視活動は、『中華人民共和国海島保護法』の施行、国家海洋局と民生部による釣魚島とその付属島嶼の標準名称の公布後に行われた型通りの定期的な権益保全巡視活動であり、釣魚島の主権問題におけるわが国政府の一貫した立場を形で示した」と指摘。「管轄海域での定期的な権益保全巡視・取締り任務の実施は、中国海監にとって長期的で常態化した重要な職責だ。中国海監はこれまで同様に国家の主権と海洋権益を守っていく」と表明した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。