資料写真:試験飛行するJ20戦闘機
中国は、2020年までに千機の戦闘機を持つ現代的な一体化空軍を建設する方針で、ステルス性能が更に高い戦闘機、新型爆撃機、無人機を研究・開発している。それらの戦闘機は8年後の2020年代に登場する可能性がある。19日付けの米防衛誌が伝えた。
中国空軍の現代化の原動力は、1990年代初に始まった綜合航空技術発展プロジェクトにある。新型武器の開発を促進するため、解放軍は1998年から国防企業の間に競争を取り入れた。中国の主な航空機製造会社である成都飛行機会社と瀋陽飛行機会社は、それぞれステルス戦闘機と通常戦闘機の研究・開発を担当した。
2008年、瀋陽飛行機会社は国産エンジン、レーダーとJ11B戦闘機の納入を開始。これまでに120機を超えるJ11B戦闘機が空軍に就役した。大型ステルス戦闘機の面では成都飛行機会社に負けているが、瀋陽が中型ステルス戦闘機を開発する資金を調達しているという情報もある。
また、Su33艦載機に似た瀋陽飛行機会社のJ15により、解放軍の海軍航空戦力は新たな時代に入った。E-2も研究・開発中である。さらに、中国空軍と海軍は約170機のJH7・JH7A戦闘機を導入した。西安飛行機製造会社のH-6K爆撃機も生産が始まり、Y20輸送機は今年か来年に公開される見込み。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年3月26日