露メディアは3月29日、ポレイ型原子力潜水艦の2番艦、「アレクサンドル・ネフスキー」が今年上半期、「ブラヴァー」型弾道ミサイルの発射実験を実施し、2013年に部隊に編成されると発表した。アナリストは、「ブラヴァー型弾道ミサイルを搭載したポレイ型原子力潜水艦は、既存の原子力潜水艦に代わり、ロシア海軍の核戦略の武器となる」と指摘した。ロシア軍の新装備計画に基づき、ロシアは2020年までに同等級の原子力潜水艦を8艘配備する予定だ。露メディアは、上記情報はロシアの武器更新計画が、計画通りに実施されていることを示すとした。人民日報が報じた。
メドベージェフ大統領はこのほど、国防省第1回拡大会議において、「ロシアの軍事力改革はほぼ終了し、主な目標が達成された。ロシアは新たな軍隊を保有することになる」と述べた。
ロシアの今回の軍事改革は、2008年10月に開始された。同年8月に生じたグルジアとの軍事衝突を受け、ロシアは戦争理念・指揮系統・武器装備等の面で、現代的戦争の需要を満たしていないことを痛感した。
今回の軍事改革の「革命性」は、主に指揮系統・人員配置・武器装備等の根本的な変化に現れている。国防省社会委員会の某委員は、「改革後のロシア軍は面目を一新し、現代的戦争の需要を満たし、命令から1時間以内に戦闘任務を実施に移すことができるようになった」と述べた。
「人民網日本語版」2012年3月30日