資料写真:機動性能を見せるJ20戦闘機
中国のJ20戦闘機が今月28日、再び試験飛行を実施した。今週に入って2回目、昨年1月に初公開されて68回目の試験飛行となる。台湾メディアが29日に伝えた。
2月4日に今年初の飛行を行ったJ20戦闘機は、今年に入って試験飛行の実施頻度を高めている。米情報筋によると、J20が実際に担う最重要任務は、中国空軍の遠距離攻撃システムの検証である。J20の試験飛行は早朝か夕方以降の時間帯に行われている。これは、J20が将来的に視界の悪い状況での突撃任務を担うこと意味している。
中国国防部の報道官は昨年12月末の記者会見で、J20の試験飛行について、「新型武器装備が研究・開発の過程において一連の試験を行うのは慣例かつ正常なことだ」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年3月31日