西沙諸島はモルジブに負けず劣らずの素晴らしい風景を有する中国南海主要四大諸島の一つである。西沙諸島は北回帰線以南にあり、豊富な雨量により島嶼付近の海水は通年の温度差が小さい。恵まれた自然条件が西沙諸島の独特の景観を生み出し、諸島最大の島嶼である永興島に上陸すれば、熱帯の植物園に入ったような気分になる。西沙諸島に生息している鳥類は40種、6万羽以上で、ここは「鳥の天国」としても名高い。幾千幾万もの鳥たちが一日中木々や空を飛び交い、別世界のような光景を目にする事ができる。
西沙諸島は大陸から遠く離れているため、訪れる人も少なく、砂浜の砂は自然のままで、清らかな海水には数キロにも渡る珊瑚礁が広がる。海水の視界が最大40メートル以上の場所も存在するほど透き通っているのだ。西沙諸島でダイビングと釣りは2大レジャーである。ダイビングをすれば美しい海底の光景を見る事ができ、魚と一緒に泳ぐことも夢ではない。海には無数の魚が泳いでおり、西沙諸島の海は海水と魚が半分半分だと言う人もいるほどだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年4月5日